展示会に出展したいけれど、出展料や会場の設営費がかさむ。
そんな海老名市内の事業者に関係するのが、市の「展示会等出展事業」です。
出展料や会場設営費などの一部を、市が補助する仕組みです。
この記事では、公式ページで確認できた内容を中心に、対象者・補助額・申請の流れを整理します。
確認できなかった項目は、その旨を明記しています。
展示会等出展事業の概要
この制度は、海老名市が実施する「中小企業振興支援事業」のメニューのひとつです。
令和8年度の事業として、公式ページに掲載されています。
公式ページに書かれている主な内容は、次のとおりです。
- 実施主体:海老名市(経済環境部商工課)
- 補助の対象:展示会等への出展に要する費用
- 補助率:2分の1
- 上限額:30万円
- 受付:令和8年4月1日から、先着順
補助率が2分の1ということは、対象になる費用の半分までが補助の目安になる、という意味です。
上限は30万円なので、60万円の対象経費がかかった場合でも、補助額は30万円が最大となります。
ただし、実際に補助を受けられるかどうかは、要件の確認や予算の状況によります。
「申請すれば必ず受けられる」制度ではない点は、先に押さえておきましょう。
対象になる事業者の条件
対象は、海老名市内で操業している中小企業者です。
個人事業主も含まれると、公式ページに書かれています。
条件は、大きく次の2点です。
- 納期限が到来している市税を、すべて納めていること
- 市内で1年以上、継続して同一の事業を行っていること
創業したばかりの方は、「1年以上」の条件に注意が必要です。
開業から1年に満たない場合は、対象外となる可能性があります。
迷う場合は、早めに商工課へ確認すると安心です。
市税の完納も見落としやすい点です。
申請を考え始めたら、納付状況を一度確認しておくとよいでしょう。
なお、業種による制限は、公式ページでは確認できませんでした。
この記事の分類は「全業種対応」としていますが、個別の事情は窓口でご確認ください。
出展費用の対象範囲
補助の対象になる費用について、公式ページには「展示会等出展に要する出展料、会場設営費等の費用」と書かれています。
表にすると、次のようになります。
| 費用の種類 | 公式ページでの扱い |
|---|---|
| 出展料 | 対象として明記 |
| 会場設営費 | 対象として明記 |
| その他の費用(装飾費、運搬費など) | 「等」とあるが、個別の可否は公式情報では確認できません |
「等」と書かれている部分は、どこまで含まれるのかが公式ページからは読み取れません。
装飾費や運搬費、宿泊費などを計上したい場合は、事前に商工課へ確認してください。
また、補助率や上限額は「対象経費」に対するものです。
出展に関わる費用がすべて対象になるとは限りません。
見積書や領収書の扱いなど、細かな経理のルールについても、公式ページでは確認できません。
この点は、窓口で聞いておきたいところです。

対象になる展示会の条件
どんな展示会が対象になるのかは、気になるところです。
しかし、公式ページには対象となる展示会の種類や規模、開催地についての記載がありません。
たとえば、次のような点は「公式情報では確認できません」。
- 市外・県外の展示会でも対象になるのか
- オンライン開催の展示会は対象になるのか
- 主催者が民間か公的機関かで違いがあるのか
出展を検討している展示会が決まっている方は、展示会の名称や開催日を伝えたうえで、対象になるか商工課に確認するのが確実です。
問い合わせ先は、海老名市経済環境部商工課(046-235-4843)です。
「公式ページに条件の記載がなかったので」と伝えれば、話が早く進みます。
なお、展示会の出展を決めてからでは遅い場合もあります。
事前申請が必要かどうかも、公式ページでは確認できていないためです。
出展料を支払う前に、必ず確認してください。
申請の流れと提出書類
申請の受付は、令和8年4月1日(水曜日)から始まっています。
公式ページには、先着順で受け付けると書かれています。
提出書類として、公式ページに確認できたのは「エントリー用紙」です。
Word形式とPDF形式のものが、同ページに用意されています。
流れを整理すると、次のとおりです。
- 公式ページで、対象者の条件を確認する
- エントリー用紙をダウンロードして記入する
- 商工課へ提出する
ただし、提出方法(窓口か郵送か電子申請か)や、そのほかの添付書類については、公式ページでは確認できませんでした。
実際に提出する前に、商工課へご確認ください。
また、エントリー用紙を出した後の審査や、補助金の支払いまでの流れも、記載がありません。
出展の前後どちらで手続きが必要かも含めて、問い合わせておくと安心です。
先着順と予算の見方
この制度は、先着順で受け付けられます。
公式ページには「予算の上限に達し次第、受付終了」と書かれています。
つまり、条件を満たしていても、予算がなくなれば申請できなくなります。
受付が始まったのは4月1日なので、年度の後半になるほど、残りの予算は少なくなっていく可能性があります。
現在の受付状況は、公式ページの記載だけでは判断できません。
この記事の執筆時点で受付終了の告知は確認できませんでしたが、状況は日々変わります。
次の点を心がけておくとよいでしょう。
- 出展を決めたら、早めに商工課へ連絡する
- 受付が続いているかを、必ず窓口で確認する
- 公式ページの更新も、あわせてチェックする
「展示会の直前になって申請しようとしたら、受付が終わっていた」という事態は避けたいところです。
出展の予定が立った時点で、動き出すことをおすすめします。
申請回数と他のメニューとの併用
公式ページによると、同一年度内に申請できるのは1回のみです。
複数の展示会に出展する予定があっても、補助を受けられる回数は年度内に1回だけとなります。
併用についても、決まりがあります。
同一年度内に併用できるものとして公式ページに書かれているのは、「業務用生ごみ処理機」の設置補助だけです。
ほかのメニューとの併用可否は、公式ページでは確認できません。
この事業には、ほかにもホームページ制作やリスクマネジメント支援といったメニューがあります。
併用できるかどうかは、商工課へ確認したうえで、どれを使うかを事前に考えておきましょう。
たとえば、展示会に出ることと、ホームページを新しくすることの両方を考えている場合です。
どちらを優先するかによって、使うメニューが変わります。
一度申請してしまうと、年度内に変更はできません。
自社の販路開拓の計画に照らして、どのメニューが合うかを考えてから申請しましょう。
展示会等出展事業が向いている事業者と確認の進め方
この制度が向いているのは、次のような事業者です。
- 市内で1年以上、同じ事業を続けている個人事業主や中小企業
- 新しい取引先との出会いを、展示会で広げたい事業者
- 出展料や設営費の負担を、少しでも軽くしたい事業者
一方で、開業から1年未満の方や、年度内にほかのメニューを使う予定の方は、事前の確認がとくに大切です。
確認の進め方は、次の順番が分かりやすいでしょう。
- 公式ページで、最新の内容と受付状況を見る
- 対象となる展示会かどうかを、商工課に問い合わせる
- 事前申請の要否を確認し、エントリー用紙を提出する
制度の内容や受付状況は、変更されることがあります。
申請前には、必ず最新の公式情報をご確認ください。
詳しくは、海老名市の展示会等出展事業の公式ページをご覧ください。
ご不明な点は、海老名市経済環境部商工課(046-235-4843)へお問い合わせください。


